駐留軍等労働者に対する福利厚生事業の概要及び実施状況については、次のとおりです。
平成29年度までは、職場における節約・能率又は改善に貢献する考案・発明、勤務成績が優秀な駐留軍等労働者あるいは公共の利益となる功績等があった駐留軍等労働者に対し、ほう賞を支給していましたが、平成30年度は日米間の取り決めにより実施しませんでした。令和元年度は、在日米軍の利益となる優秀な勤務成績若しくは特別な行為又はサービスが認められた駐留軍等労働者に対するほう賞休暇の付与となりました。
(単位:百万円)
区分 | 平成29年度 | 平成30年度 | 令和元年度 |
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受賞者数 | 1,152人 | - | 4,920件 |
金額 | 23 | - | - |
注:令和元年度のほう賞は、休暇の付与件数である。
駐留軍等労働者の住居や家財が、水害や火災、震災、台風その他の天災地変により、損害を受けた場合などに見舞金を支給しています。
(単位:件、百万円)
区分 | 平成29年度 | 平成30年度 | 令和元年度 |
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支給件数 | 2 | 8 | 3 |
金額 | 1 | 2 | 1 |
平成20年度まで各基地の駐留軍等労働者の各種スポーツ大会などの教養文化活動を実施していましたが、平成21年度以降は国に準じて実施していません。
特定の職種の駐留軍等労働者に対し、職務上必要な制服及び保護衣を貸与しています。
(単位:点、百万円)
区分 | 平成29年度 | 平成30年度 | 令和元年度 |
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貸与数 | 約73,000 | 約85,000 | 約76,000 |
金額 | 276 | 302 | 328 |
50歳以上の駐留軍等労働者に対し、今後の生活設計、退職手当制度、健康管理など退職後の生活に必要な知識を習得するための研修を実施しています。
(単位:人、百万円)
区分 | 平成29年度 | 平成30年度 | 令和元年度 |
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受講者数 | 466 | 478 | 529 |
金額 | 1 | 1 | 1 |
受診対象年齢の駐留軍等労働者のうち、希望する者に対し、胃検査、心電図検査等7項目の検査を実施しています。
(単位:人、百万円)
区分 | 平成29年度 | 平成30年度 | 令和元年度 |
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受診者数 | 10,577 | 10,397 | 10,218 |
金額 | 34 | 33 | 34 |
駐留軍等労働者及びその家族の心の健康対策として、精神的不安、自信喪失等に起因する職場不適応の軽減、解消を図るための相談業務を実施しています。
(単位:件、百万円)
区分 | 平成29年度 | 平成30年度 | 令和元年度 |
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相談件数 | 457 | 368 | 366 |
金額 | 2 | 2 | 2 |
駐留軍等労働者の勤務環境の特殊性を有する職場及び家庭生活における悩み又は不安等を軽減・解消するための相談業務を実施しています。
(単位:件、百万円)
区分 | 平成29年度 | 平成30年度 | 令和元年度 |
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相談件数 | 230 | 234 | 299 |
駐留軍等労働者が業務災害又は通勤災害により死亡した場合、身体に障害が残った場合及び無給となった場合に労災保険に上乗せして支給しています。
(単位:百万円)
区分 | 平成29年度 | 平成30年度 | 令和元年度 |
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金額 | 24 | 32 | 25 |
駐留軍等労働者の健康の保持増進を図るため、防衛省と連携し、防衛省が契約する産業医及び保健師の活動拠点として、各支部(京丹後支部を除く。)に健康管理室を設置し、産業医及び保健師による駐留軍等労働者への保健指導、健康相談等を実施しています。
(単位:件)
区分 | 平成29年度 | 平成30年度 | 令和元年度 |
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保健指導等件数 | 5,354 | 4,720 | 5,154 |
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